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フレコンバックのサイズ
フレコンバックとは、粉体や粒体などのバラ物を大量に入れて運ぶための大型袋状容器です。材質は主にポリプロピレン(PP)織布でできており、柔軟ながら高い強度があります。
標準的なフレコンバックのサイズは、直径または幅が約90~110cm、高さが120~130cm程度で、容量は約0.5~1.1立方メートル(500~1100リットル)ほどです。これはおおよそ500kg~1000kg(0.5~1トン)の内容物を充填できる容量に相当します(内容物の比重によって実際の充填重量は変わります)。
中でも最も一般的な規格は「容量1000リットル・耐荷重1000kg」のフレコンバックで、寸法例として直径1100mm×高さ1100mm程度の円筒形や、幅90cm×奥行90cm×高さ130cm程度の角型が広く使われていますす。このためフレコンバックは「1トンバッグ」「トン袋」と呼ばれることもあります。
実際、農林水産省が令和2年(2020年)に行ったフレコンバックの寸法に関する調査でも、「1辺90cm×高さ130cm前後」のサイズが最も多く使用されているという結果が出ています。回答者の38%は使用中のフレコンバックの正確な寸法を「わからない」としていますが、把握している中では90×90×130cmサイズが25.6%、90×90×135cmが22.9%と約半数を占めました。そのほか115×115×130cmが4.8%, 100×100×120cmが4.7%, 92×92×135cmが4.0%などのサイズが使われていました。
このように実際によく使われている寸法を見ると、容量にして約1立方メートル前後のフレコンバックが主流であることがわかります。
では耐荷重(安全に積載できる重量)はどのくらいでしょうか?多くのフレコンバックは内容物1トン程度を想定した設計ですが、実は製造時には安全率を考慮して試験されています。一般的な使い捨て(一度きり使用)タイプのワンウェイフレコンバックでは安全率5:1で設計され、つまり定格の5倍の重量を加えて持ち上げても破断しない強度試験をクリアしています。
繰り返し使用可能なタイプでは6:1など更に高い安全率で作られることもあります。「耐荷重1000kg」のフレコンバックであれば、通常使用条件下で1トンの荷物を安全に運べる仕様です。袋自体は一見更に重いものも入れられそうですが、劣化や繰り返し使用による強度低下も踏まえて定められた最大重量以内で使う必要があります。
またフレコンバック自体の重量(風袋)は数kg程度と軽量ですが、輸送時には内容物の比重(かさ比重)を考慮して、袋の容量と耐荷重のバランスを取ることが重要です(この点は後述する選定ポイントで詳しく説明します)。
→フレコン関連製品を見る
弊社のフレコンバックの規格例
| 品番 | 規格 | 排出口 | 容量 |
|---|---|---|---|
| KT-002 | 1100Φ×1100H+OPEN | 排出口なし | 1000ℓ |
| KT-005 | 1100Φ×1100+OPEN | 450Φ | 1000ℓ |
| KT-006 | 1100Φ×1150H+500Φ | 500Φ | 1100ℓ |
| SH-8 | 1000Φ×700H+OPEN | 400Φ | 550ℓ |
| SH-5 | 450×450×820H+OPEN(角型) | 250Φ | 1000ℓ |
| SA001-T | 870×870×1150H+OPEN(角型) | 排出口なし | 225ℓ |
弊社のフレコンバックは角型丸形など各種取り揃えており、上記の規格以外のものも可能です。バリア性や防湿性を備えたアルミ内袋のフレコンバックもご用意しております。
一貫生産により低価格かつ高品質な製品を実現しています。フレコンバックのサイズや寸法は各用途によって異なるため最適なサイズを選ぶ必要があります。以下でフレコンバックの基本的な選定方法をご紹介します。
フレコンバックを選ぶ際のチェック項目
フレコンバックには、様々な種類があります。
正式に規格されている類型だけではなく、使用する用途に合わせて原反に樹脂でラミネート加工をしたり、荷重を考慮して接着方法を変更したりすることもあります。サイズや容量、形状・内袋の有無など組み合わせ方は無数にあります。
用途に合わせて最適なフレコンバックを選ぶためのチェック項目をご紹介します。
フレコンバックを選ぶ際のチェック項目
- 内容物の形状および粒度
- 充填する内容物が塊状か、粒度が大きいか小さいかによって適した袋の仕様が異なります。例えば石や砕石など粒が大きいものを入れる場合、袋からスムーズに排出できるように底全面が開くタイプ(排出口が全開になるタイプ)を選ぶと良いでしょう。一方、セメントや小麦粉のような微粉末の場合は、筒状の排出口付きタイプを使い、徐々に流し出せるようにします。内容物の粒度に応じて排出口の有無や大きさを選定することが重要です。
- 内容物の通気性
-
内容物が呼吸したり発酵ガスを出す場合や、水分を含んでいて蒸発する場合には通気性も考慮します。フレコンバックの通気性は、生地に空いた微細な隙間を空気が通る度合い(=通気度)で表され、例えば「1cm²の面積を1秒間に通過する空気量」で指標化されます。
通気性が必要な場合は、生地にコーティング(ラミネート)のない無透湿タイプを選び、必要に応じて側面にメッシュ構造や通気穴のある製品を検討します。逆に防湿性が必要なら、内面をラミネート加工した防水タイプや内袋付きタイプを選び、外部から湿気が入らないようにします。
- 内容物の流動性
- 粉粒体によって流動性(さらさら感)は様々です。砂糖や粒状樹脂のように流動性が高いものは小さな排出口からでも勢いよく出てきますが、湿り気のある粉や繊維質なものなど流動性が低いものは袋を開けても中で固まりがちです。そのため極めて流動性の低い内容物を扱う場合には、排出口ではなく底が丸ごと開くタイプ(下部をひもで縛るだけで、解くと底板がぱかっと開くような特殊仕様)を使うこともあります。一般的には、流動性が低ければ大きめの排出口径を選ぶ、もしくは袋を反転させる装置と併用するなどで対応します。
- 内容物のかさ密度
-
かさ密度(嵩比重)とは、粉粒体を容器に入れたときの見かけ上の密度のことです。同じ粉でも詰め方や粒度によって容器内での密度(=質量/体積)が変わります。フレコンバックのサイズ選定では、単に内容物の質量(重量)だけでなくかさ密度を考慮しましょう。例えば比重が0.5の軽い素材なら1立方メートル入れても約500kgですが、比重が2.0の鉱物粉などでは1立方で2000kgにも達してしまい袋の耐荷重を超えてしまいます。したがって、内容物のかさ密度に応じて容量サイズを調整し、「この袋に入る重量(何キロ入るか)」を計算して適切な規格を選ぶ必要があります。充填重量 = フレコンバックの容積 × 内容物のかさ比重 の公式で概算し、耐荷重内に収まるサイズを選定してください。
- フレコンバック原反との適性
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食品原料や医薬品原料などを直接入れる場合、フレコンバックの素材が与える影響にも注意します。食品用途であれば、袋素材に可塑剤などの添加物が含まれず安全性が確保されたもの(例えばEVA樹脂を使用した内袋など)を選ぶ必要があります。
また、内容物に塩分や化学的な腐食性がある場合は耐腐食性・耐薬品性、肥料のように水分を含むものなら防湿性、といったように内容物の性質に合わせて袋素材や内袋を選択します。さらに、食品や医療用で異物混入(コンタミ)を極力避ける必要がある場合はクリーンルーム製造されたフレコンバックを使うなど、衛生面での考慮も重要です。
- 内容物の温度
-
充填時の温度が高くなる内容物には要注意です。通常のフレコンバックはポリプロピレン製で約80℃以上の高温には耐えられません。もし高温のまま充填する場合には、耐熱性の高い材質(例えば塩化ビニル系素材)で作られたフレコンバックを使用します。また冷凍品や低温環境で使用する場合も、素材が硬化・脆化しないか確認が必要です。温度条件に適した製品を選びましょう。
- 内容物の条件
- 上記以外にも、内容物に法規制や社内規格上の条件がある場合は必ず考慮します。例えば危険物や可燃性の粉体なら導電性タイプ(静電気対策品、国際規格ではType CやDと分類)を選ぶ、アスベスト廃棄物なら飛散防止仕様の専用フレコンを使う、といったケースです。食品や医薬品用では異物混入防止や衛生管理の観点で新しい袋を都度使い切りにする、一度使った袋は再利用しないなどの運用も含め検討します。用途固有の条件がある場合は、それを満たすフレコンバックかどうかメーカーに確認しておくと安心です。
フレコンバックは実際の使用状況を踏まえて選ぶことも大切です。充填から輸送、保管、排出に至る一連の流れの中でどのような環境条件になるかを想定し、それに適した仕様を選定しましょう。以下に使用環境別のチェックポイントをまとめます。
ウインテックスでは、お客様のご要望やお悩みに合わせて、最適なフレコン選びをサポート致します。
フレコンバックの充填方法への適合
フレコンバッグに材料を詰める方法は様々です。
ホッパーやシュートから上部から流し込む場合は投入口付きタイプが有利ですが、人力でスコップ投入する程度ならオープントップでも問題ありません。また、自動充填装置を使う場合は、装置のノズルサイズに合った投入口径である必要があります。充填設備や作業方法に合わせて、最適な上部形状(開口部タイプ)を選びます。
画像のフレコン自動充填機は完全自動でダストフリー充填が可能。粉塵爆発対策にも効果的です。
想定される輸送に関連する条件
詰めたフレコンバックをどこで保管するかも選定基準になります。屋外で直射日光にさらす場合は紫外線で袋材が劣化しやすいため、UV剤入りで耐候性を高めた黒色フレコンバックなどを使用することが望ましいです。
また雨ざらしになる環境では、防水性のあるラミネート付きや内袋付きでないと水が染み込んで内容物が濡れてしまいます。寒冷地では極端な低温で袋が固くなることがあるため、より柔軟な素材やゴム製のものが用いられる場合もあります。このように保管環境(屋外/屋内、気候条件)に応じて適切なタイプを選びましょう。
荷役・輸送条件
フレコンバックをどのように運搬・移動させるかも重要です。フォークリフトでパレット積みして運ぶのか、クレーンで吊ってトラックに積むのか、輸送回数や積み替えの有無、輸出コンテナに入れるか等を考慮します。
例えば輸送中に何度も吊り上げ降ろしを繰り返す場合、吊りベルト部分にかかる負荷が累積するため耐久性の高い製品(縫製がしっかりした厚手ベルト、補強布付きなど)を選ぶと良いでしょう。
逆に一度充填したら目的地までほぼ動かさないのであれば、簡易タイプでも問題ないかもしれません。また袋を2段・3段に積み重ねて保管する場合は、下段の袋が潰れにくい角型のほうが適していますし、コンテナ輸送であればコンテナ内法に合うサイズ(例:海上コンテナにちょうど2列×4段で並ぶ寸法など)を意識するとスペース効率が上がります。自社の物流フローに照らし、輸送方法や保管レイアウトも考慮しましょう。
弊社では、コンテナ輸送のスペース効率を最大化する完全角形フレコンバックや、4点吊りのフレコンバックをそのまま充填・排出・段積みできる専用スタンド型システム「ホリバルク」など、現場の省力化・効率化に直結するソリューションを多数取り揃えております。
吊り上げ方法への適合
フレコンバックの吊り方には1点吊り~4点吊りがあります。現場で使う設備に合わせて吊りベルトの本数や形状を選びます。
フォークリフトの爪で吊るなら4点吊りが安定しますが、クレーンのフック1本で次々吊り上げる現場なら1点吊り用を採用するなどです。ただし、吊り方が特殊な1点吊りや2点吊りタイプは汎用性が低いため、自社専用に導入する際は他の作業への影響も確認してください。
また吊り金具(フックやバー)のサイズに対してベルトが太すぎたり細すぎたりしないよう、ベルト幅・長さもチェックポイントです。吊り上げ時の安全性を確保するため、荷重バランスやベルトの耐久性も含めて適切な仕様を選定しましょう。
繰り返し利用の有無
フレコンバックは基本的にワンウェイ(使い捨て)タイプが多いですが、コスト削減や環境配慮のために繰り返し使いたいという場合もあるでしょう。繰り返し使用する場合は、厚手の生地で縫製強度が高く設計安全率の高いタイプ(リターナブル仕様)を選ぶ必要があります。
ただし繰り返し使う際も、毎回使用前点検を行い、傷みや劣化がないか確認することが大切です。特に吊りベルトや縫い目が切れかけていれば再利用は避け、新しい袋に交換しましょう。
粉漏れ対策
内容物が粉体の場合、粉漏れへの対策が不可欠です。前述の通り、織布製のフレコンバックは生地や縫い目の隙間から微細な粉が漏れることがあります。
これを防ぐには内袋(ライナー)を使用するのが最も有効です。内袋付きフレコンなら二重構造で密閉性が上がり、粉漏れだけでなく内容物の水分蒸発や臭い漏れも防止できます。どうしても内袋が使えない事情がある場合は、生地自体がラミネートコーティングされた防湿タイプを選ぶか、縫い目にシーリング加工(パウダーシール)された製品を検討しましょう。
また充填時・排出時の粉塵飛散については、投入口・排出口をしっかり結束する、集塵機と接続する等の運用面での配慮も必要です。粉体を扱う現場では、フレコンバック本体の選択と併せて粉漏れ防止の運用を徹底することで、安全かつ清潔な作業環境を維持できます。
その他の環境的要因に基づく条件
上記以外にも、使用中の環境で考慮すべきことがあれば事前に洗い出しておきましょう。
例えば屋外での強風地域なら空の袋が飛ばされないよう重しを載せる必要がある、湿度の高い場所ではカビの発生に注意する、海上輸送ではネズミ侵入防止策を講じる、など細かな点も含めてチェックします。特に問題になりそうな環境要因があれば、購入時にメーカーや販売店に相談し、適切なアドバイスやオプションを提供してもらうと安心です。
フレコンバック選定条件 輸送条件や粉漏れ対策
株式会社ウインテックスは、様々なサイズ・形状・素材のフレコンバックをご提案可能です。
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丸型・角型はもちろん、排出口や投入口の有無、内袋付き、耐候性タイプ、導電性タイプなど豊富なバリエーションを取り揃えており、粉漏れ防止のためのアルミ内袋付きフレコンや使用環境に合わせた黒色耐候フレコンなど特殊用途にも対応可能です。
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