ホリフトシステムは、包装材コスト・物流コスト・保管コストを削減するパレット付きの折りたたみ式IBCコンテナ容器です。1トンの大型容量でリターナブルコンテナとして使用できます。
底パレット 支柱 キャップをベースとした構造で、内容物の用途によって様々な袋の組み合わせが可能です。防湿性が必要な内容物の輸送や保管にはアルミラミネートフィルムを使用した袋を使用し、通気性が必要な青果物などの輸送・保管にはネットタイプの内袋に変更できます。製品そのものがリサイクル可能な樹脂で製造され、輸送や保管のために繰り返し使用が可能で環境にやさしい輸送容器です。
使い捨てのワンウェイフレコンバッグの代わりにホリフトシステムを使用すれば、フレコンバック廃棄のコストや工数も削減可能です。
←こちらの画像はフレコンバックと、ホリフトシステムの段積みを比較しています。ホリフトシステムは、無駄がなく安定した状態を保っています。
ホリフトシステムの概要
IBCコンテナとは? intermediate Bulk Container
IBCはIntermediate Bulk Containerの略です。IBCコンテナとは、1000ℓ(約1トン)の中型容量サイズで液体の輸送などに利用されている国連認定IMDコードの基準をクリアした容器のことを指します。
IBCコンテナの多くは立方体の形状で、フレコンバックなどの円筒形をした物流容器に比べて同じ接地面積でより多くの内容物を保管・輸送できるというメリットがあります。IBCコンテナはリターナブルコンテナ(繰り返し使用するコンテナ)として使用できるので、片道のみで使い捨てするフレコンバックよりも環境に負荷がかかりません。ドラム缶での液体輸送と比較しても、重量やスペース・梱包・積み込みコストを削減できます。
ホリフトシステムが通常のIBCコンテナと違う点は非常にコンパクトに折りたたむことができ、内袋の素材も多様で、段積み時に圧倒的な安定性があることです。
パレット付きで省スペース
コンテナの段積みも安全
パレット付きなので容器単体で効率の良い輸送が可能です。
内容物を排出した後は、完全に折り畳みコンパクトに収納できるため物流コストも大幅に削減できます。
さらに黄色いキャップと赤いパレット部分の凹凸をはめ込めば、ブロックのように荷崩れなく重ねることができます。8段積みしても安定性が高く、効率的な保管容器となります。縦積みは接地面積を削減するため、倉庫の保管スペースを削減し保管コストを下げることができます。倉庫の有効活用や、フレコンバックのラック利用、コンテナの段積みの安定性にお悩みの方にもおすすめです。
製品に適した内袋が選べる 防湿機能付きIBCコンテナにも
ホリフトシステムは、内容物や輸送環境によって最適な形状・素材の内袋をお選びいただけます。内容物に遮光性、防湿が必要な場合はアルミ蒸着フィルムによる内袋をご利用ください。通常はフレコン型の内袋(ボトル型内袋)ですが、投入全開タイプのフィルム内袋なども可能です。
ホリフトシステムの特徴と活用のポイントをご説明します。
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ホリフトシステムのメリット
① 段積みできるので保管場所の有効活用が出来ます。
② 組み立て式なので、スペースの有効活用が出来ます。
③ 海外への輸出入時の輸送総量を増やせコスト削減に寄与致します。
④ リフト作業時の作業性向上にて人件費削減に寄与致します。
⑤ 繰り返し使用できるので環境にも優しい物流容器です。
折りたたみ式IBCコンテナの決定版「ホリフトシステム」についてのご質問は以下のお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。