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※現在、無料公開中。導入事例や、既存タンクにおける課題、活用のポイントなど
ホリフトウォーターとは

災害用給水タンクホリフトウォーターは、災害発生時に最も重要なライフラインである、飲料水の確保を目的として開発された緊急時応急給水タンクです。
災害備蓄倉庫等に、小さく畳んだ状態で保管でき、災害発生時には簡単に手作業で組み立てることができ、1トンの飲料水を給水できるタンクになります。断水時の備えとしてご活用ください。
※2021年3月31日に放送の福島テレビ「防災大百科」でホリフトウォーターをご紹介頂きました。
[メディア掲載実績]:福島テレビ、水道公論、日本水道新聞社、大阪日日新聞社、日刊工業新聞
災害用給水タンクとしての強み1 軽量で組立て簡単!

軽量で複雑な手順が一切なく、手作業のみで簡単に組み立てることができます。
老若男女問わず誰でも楽に組立て作業ができるので人手が足りない断水現場で力仕事のための人員を給水タンクの組み立てに割く必要がありません。
大人2人で組み立てた場合の完成目安時間は約5分です。
断水が発生して給水車が到着するまでの間に、無理なく組み立て作業を完了することができます。
災害用給水タンクとしての強み2 効率的な二連水栓!

ホリフトウォーターは水量の異なる二連水栓で効率的に給水ができます。
ポリタンクなど大き目の容器に給水する際は水の勢いが強い方を使用し、ペットボトルなどに給水する際は通常の勢いの方を使用することで水を無駄にせず、効率よく給水できます。
また水の残量が少なくなっても一定の水圧を維持するため、最後まで迅速に水を取り出すことができ、給水スポットへの行列を抑制し、密の回避にもなります。
災害用給水タンクとしての強み3 給水車の代用に!

水を貯めたホリフトウォーターをトラックに載せることで、給水車の代用としても使用できます。
給水車は断水の対策に必須です。しかし給水車は購入費用が高く、十分な数を確保するのは難しいというお悩みを持つ市町村・自治体も多くあります。
予想より大きな規模の断水が発生した場合も、ホリフトウォーターがあればいざとなればトラックに積載して給水車として活用できるため安心です。
災害用給水タンクとしての強み4 いたずら・盗難防止機能付き!

外部からのいたずら防止に外袋の開閉チャックに施錠ができる仕組みとなっています。
数日間に及ぶ断水の場合、夜間は給水タンクの監視が難しく水にいたずらをされるのではという不安がありますが、ホリフトウォーターなら外袋をロックして物理的にいたずらを防止し、長期間に及ぶ断水の間もずっと安心して水を使うことができます。
さらに二連水栓は簡単に取り外しでき、夜間の水の盗難も防げます。
災害用給水タンクとしての強み5 保管時は省スペース!

折り畳むとコンパクトになり、8段まで重ねて保管することができるため、通常の据え置き型タンクと比べると1/5のスペースで収納可能です。(1000ℓ容量で2段積みの据え置き型タンクと比較)
さらに縦置きも可能なため、空きスペースが少ない倉庫にも導入しやすい設計です。
災害用給水タンクとしての強み6 衛生的!使用後も手間いらず!

厚生労働省告示第370号食品衛生法に適合した衛生的な袋を使用しているため、飲料水用として安心してお使い頂けます。給水された水は内袋で完全密閉されます。
通常の応急給水タンクは使用後は洗浄作業が必要です。洗浄作業が必要な給水タンクの場合、内側まで完全にきれいにするには非常に手間がかかり、再度使用する際には衛生面での不安が残ります。ホリフトウォーターは水が直接触れる内袋部分だけを処分して、洗浄の手間不要で何度でも安心してご使用いただけます。
災害用給水タンクとしての強み7 物資仕分け棚に

給水タンクとしてだけでなく緊急支援物資の効率的な保管用ラックとしてご使用可能です。
避難所には全国から薬や食品、衛生品などの救援物資が届きます。段ボールから出して並べると限られたスペースで置き場所に困るため仕方なく各製品を箱に入れたまま積み上げることになります。避難所では人手が不足しがちですから、続々と届く救援物資を把握・管理し、救援物資を必要とする人に適切に配布するためには仕分け用の棚が必要になります。
ホリフトウォーターの袋やバルブ部分を取り外すだけで軽くて頑丈な使い勝手の良いラックになります。
災害用給水タンクとしての強み8 簡易風呂に

ホリフトウォーターに、温かいお湯を貯めれば非常時の簡易風呂としても使用できます。
阪神淡路大震災では3か月、東日本大震災では地域によっては半年近くも断水が続きました。身体を衛生的に保つことは、健康を保つために非常に重要であり、長期的な断水になると入浴できないということは大きなストレスになります。ホリフトウォーターは、飲料水用・生活用水(洗濯や洗浄用)以外にも、お湯を入れるだけで湯船の代用や、布などでお湯で体を拭き取る際にも使用できます。
災害用給水タンクとしての強み9 ホリフトウォーターミニ!(別売り)

別売りのホリフトウォーターミニは、水を注ぐと四角いポリタンクに早変わりする容器です。
3ℓ、5ℓ、10ℓの3種類からお選び頂けます。ホリフトウォーターとともに備えておくことで、持ち帰りの容器がない方にも水をお配りすることが可能になります。
ホリフトウォーターは福島の会社である株式会社ウインテックスが東日本大震災の経験から生み出した災害用給水タンクです。
東日本大震災により水道・ガス・電気の供給がとまりました。特に水道の被害は過去の震災と比較しても大きく総断水戸数約257 万戸、地域全体の復旧までおよそ一ヶ月を要しました(9割復旧した一か月後に余震により再度断水が発生しました)。
私たちは水がなければ生きていくことができません。人間が生命維持のために最低限必要な水量は1日1500mLと言われています。
当時、全面的な断水状態に陥ったエリアを支援するため全国から給水車が来られ、各避難所を巡りました。しかし、給水車の懸命な給水活動でも追いつかず被災地では給水車を心待ちにする人であふれていました。被災者は給水ポイントに各々容器を持参して毎日数時間の行列に並び、1日に必要な水を取りに行きました。給水車は全ての容器に水を注ぎ終えるまで別の給水スポットへ向かうことはできません。
ホリフトウォーターはそんな被災地の給水現場を変えたいという思いから生まれました。
給水タンクを仮設水槽として給水所に設置すれば、給水車は給水タンクに水を入れてすぐに次の給水所へ移動することができます。
各避難所に貯水兼給水タンクの機能を持ったホリフトウォーターを備えておくことで、給水車はホリフトウォーターに直接給水を行い、すぐに次の給水スポットへ移動。限られた台数の給水車を効率的に活用することが可能になり多くの人が早く水を手に入れることができます。

①ホリフトウォーターの土台部分をできるだけ平らなところに設置します。
②本体の二を外してポールを取り出し、土台にポールを立てます。
③外袋とうち袋をセットします。
④上ふたをはめます。
⑤バルブホルダー、ニップル、バルブ、カプラーの順に取り付けて完成です。
災害時におけるホリフトウォーターの納入・活用事例をご紹介いたします。以下の文章をクリックすると詳細をご覧いただけます。

ホリフトウォーター活用事例
・令和元年台風第19号の断水
・西日本豪雨「平成30年7月豪雨」の断水
・平成28年4月熊本地震の断水
・平成27年9月関東・東北豪雨の断水
・令和3年7月熱海市伊豆山土砂災害の断水
ホリフトウォーターはコンパクトで保管場所をとらず、断水時に5分で組み立てられます。給水車からホリフトウォーターへ直接水を貯め、ホリフトウォーターから設置場所に訪れた方の個別容器に速やかに給水できます。従来給水車は個々の容器ごとに給水をしており時間と手間を要しましたが、各給水スポットにホリフトウォーターを置くことで給水作業が効率化し、多くの方が恩恵を受けることができます。学校や企業、各市町村上下水道局などを中心に続々と導入が進んでいます。実物の確認やお見積りなど、ぜひお気軽にお問い合わせください!