パレットとは

物流におけるパレットとは 物流パレットとは何か。種類とパレット梱包作業の課題、解決策

パレットとは 物流におけるパレット

物流におけるパレットとは、単位数量に取りまとめて荷物を載せる面があり、その両サイドにフォークリフトを差し込んで移動や上げ下げして荷役ができるほか、輸送・保管に使う台のことを指します。保管や移動にハンドリフトかフォークリフトのどちらかが必要になりますが、パレットを使うことで荷役作業が大幅に効率化でき多くの工場で使用されています。近年のトラックの運転者不足に警鐘を鳴らすホワイト物流推進運動でも「荷待ち時間の削減」「荷役作業の負担軽減」のため、パレットの活用が強く推奨されています。パレットを使わずバラ積みされた荷物を積み込むのは非常に労力ががかかります。パレットを活用して人の手ではなくフォークリフトによる作業を行う場合、作業時間が2~3時間から20分~40分にまで減少すると言われています。
※こちらのコラムではバンドやストレッチフィルム等を使用したパレット梱包作業を効率化する製品もご紹介します。

パレットの種類

パレットの種類は用途によって様々で形状・サイズや素材も千差万別です。通称「イチイチパレット」と呼ばれる1100mm×1100㎜サイズのものはJIS規格に適合しています。素材別では、木製パレット・プラスチックパレット・金属パレットなどがあります。ワンウェイパレットとは回収にかかるコストや管理コストを抑えるため荷物を送りだした後回収しないもののことを指します。
実はパレットの規格が各国でバラバラになっている状態では多くのデメリットが発生します。大小のサイズが違うパレットは重ねて保管することができませんし、共同利用も難しくなります。同じ工場内に様々な形状のパレットが混在している状態は工場の保管効率を悪化させ、貴重なスペースや時間を浪費してしまうことにも繋がります。そこで2006年にアジア全域で規格を統一し物流プラットフォームを作ろうと、アジアパレットシステム連盟(APSF)が発足しました。日本・中国・韓国・インド、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、タイ、フィリピン、ベトナムが加盟しています。アジア全域で11 型(1100×1100mm)と 12 型(1000×1200mm)を標準として2025年から本格始動の予定になっています。
※EUではEPALによってすでにパレット規格を統一した運用が行われています。

木製パレット

木製パレット

プラスチックパレット

プラスチックパレット

金属製メッシュパレット

金属製パレット

各国パレット

各国のパレット事情
日中韓ではレンタルパレットが多く使用されています。日本と韓国では11型(1100mm×1100mm)が多く使用され、中国では12型(1200mm×1000mm)が多いです。
木材梱包材海外輸出規制により、
EU、インドネシア、中国など国際基準No.15に従った検疫要求をしている国に木製パレットを輸出する場合、規定に基づく消毒(熱処理、臭化メチル燻蒸処理)と表示の実施が必要になります。これは木材に寄生している可能性がある有害な動植物を侵入させないためのものですので、樹脂パレットを使用する場合は消毒・表示の実施は不要です。

各パレットの主な使用地域 ISO標準規格パレットサイズ
ヨーロッパ諸国 1200mm×800mm
ヨーロッパ諸国、アジア諸国 1200mm×1000mm(APSF Standard=日中韓合意規格 12型)
北アメリカ諸州 1219mm×1016mm
北アメリカ諸州 1067㎜×1067mm
アジア諸国 1100mm×1100mm(APSF Standard=日中韓合意規格 11型)

物流パレットを取り巻く国内の状況
国土交通省は「労働力不足の深刻化」と「新しい生活様式に対応した、非接触・非対面型物流への転換の必要性」により、物流の機械化・デジタル化を通じた、既存のオペレーション改善や働き方の改革の実現 により、経験やスキルの有無だけには頼らない、ムリ・ムラ・ムダがなく円滑に流れる「簡素で滑らかな物流」の実現 が必要だと見解しています。具体的には労働力不足に対応して手荷役から機械荷役への転換することや、新型コロナウイルス対策として、密を避けられないバラ貨物のコンテナ出しを控えるなど、パレット化の推進が重要なポイントになっています。パレット化が進まない要因としては、パレットを使用することによる積載効率の悪化や、パレット梱包の労力を懸念する考えが影響してます。

木製パレット段積み

パレット活用推進を阻む要因1:コンテナ積載効率、保管スペース増大、木製パレットの取り扱い
パレットを使用することによりコンテナ積載効率が悪化すのではないか、また倉庫内の限られたスペースを有効活用できないのではという不安からパレット活用に足踏みするケースもあります。また木製パレットは木くずが発生する可能性があり、他国に輸出する場合木製パレットの輸出規制により消毒などの作業をしなければなりません。さらに木製パレットは平成20年に一般廃棄物から産業廃棄物の「木くず」に区分変更されました。プラスチックパレットは産業廃棄物の「廃プラスチック」に当たりますから、木製パレットプラスチックパレットとも処分の際には産業廃棄物処理業者に適正に処分を依頼する必要があります。無償での引き取りや、無許可業者に委託すると罰せられる可能性があります。処理費用が上がったことで使用しなくなったパレットの保管スペースに困っている方が増えています。このように木製パレットの取り扱いの難しさもパレット化を阻む要因の1つかもしれません。

パレット積み方

パレット活用推進策1:保管スペースを削減するホリコンパレット
上記の課題をお持ちの方におすすめなのが弊社のホリコンパレットです。基本仕様はJIS規格に則った1100mm×1100mmパレットサイズで、パレット高はたったの58.5mmです。従来のプラスチックパレットに代わる革新的な省スペースなデザインが魅力です。素材には高密度ポリエチレンを使用しており重さは4.7kg、木製と比べて10kgから15kgも軽量化できます。例えば40ftコンテナであればパレット重量を300kgも減少でき、積載効率が向上しコスト削減に繋がります。また四方差しのフルネスティング構造で凹みがフレコンバックにフィットし輸送後はパレット同士を密着させて保管できます。11枚まで重ねて保管することができ、保管時の高さは28cm、木製パレットの150cmと比較すると1m22cmもスペースを削減できます。木製パレットと違って木くずが発生せず、食品業界の基準を満たした製品であるため衛生条件が厳しい製品にも使用できます。木材梱包材海外輸出規制にも抵触しません。さらに使用後は粉砕して原料としてリサイクルすることができます。 ⇒ホリコンパレットPDF資料ダウンロード

パレット梱包 パレット梱包作業の効率を上げパレット活用推進する方法

パレット梱包効率化

パレット活用推進を阻む要因2:梱包作業の負担
パレット梱包作業の負担を懸念し、パレット導入に踏み切れないケースがあります。
実際パレットにバンドをかけて梱包する作業は、通常何度もかがむ必要があり繰り返すことで作業者の背骨に負荷がかかります。作業が数年、数十年と長期にわたると深刻な腰痛を引き起こすこともあります。また非効率的なパレット梱包を行うことで作業時間が増大するのではという不安が払拭できていないのも現実です。

パレット梱包

パレット活用推進策2:パレット梱包作業の効率化
パレット結束作業が引き起こす健康問題に着目したのがドイツのエルゴパックです。エルゴパックの創業者は自社で長く働いてくれた従業員がパレット梱包作業で腰痛に悩まされるのを苦に思い、かがむことなく楽に作業をする方法はないかと考え、チェーンランスが梱包物の下を滑り出て作業者にバンドを受け渡す独創的な製品を生み出しました。エルゴパックの活用例は下記動画をご覧下さい。

★エルゴパックの導入を検討されている方、詳細情報、デモをご希望の方はお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡下さい。

パレット梱包機エルゴパック動画

パレット梱包ストレッチフィルム

パレット活用推進策3:パレット梱包作業の効率化
自動ストレッチフィルム掛け機を導入することでパレット梱包作業の効率化が実現します。パレット梱包時に使用するストレッチフィルム掛け作業を効率化できるランテックなら、人力でラッピングする際の三倍以上も引き延ばして梱包するためストレッチフィルムを無駄なく使用でき経済的です。またリモコンで操作できるためフォークリフトから降りずにパレット梱包作業を完了できます。 →詳細ページ

パレット梱包-ストレッチフィルム-動画

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